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私たちの内にあるもの!「惑星」について

こんにちは!いけだともみです。

 

私たちの人生の計画書!ホロスコープについて で、ホロスコープは生まれてから死ぬまでにどんな体験をしたいか、ということが書かれた「魂の計画書」ですよー☆とお話ししました。

もって生まれたホロスコープのエネルギーをすべて使うことが、魂の望む生き方です、ともお話ししましたね。

 

では、どうやってホロスコープのエネルギーを使ったらいいのでしょうか?

まずは、自分自身のホロスコープを見てみましょう!

どんな魂の計画をもって生まれてきたか。

計画を達成するためにどんな資質・才能を持っているか。

得意なことや簡単にできることは何か。

どんなコミュニケーションのクセを持っているか。

癒すべき魂の傷や痛みはどこにあるか。

こういったことが、ホロスコープを読むことですべてわかります!

何といっても、「魂の計画書」ですからね☆

 

私は、自分のホロスコープは、ぜひご自身で読んでみることをおすすめします。

自分自身のことだからこそ、わかることや気づけることがある、と感じるからです。

みなさんがひとりでホロスコープを読むための助けになるといいなと願いつつ、本日からホロスコープについて説明をしていこうと思います☆

第1回目の本日は、「惑星」についてお話します!

「惑星」について

惑星は、舞台で演じる役者さんのようなものですよ、とお話ししました。

西洋占星術のホロスコープの「惑星」は、10天体です。

太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。

天文学的にいえば、太陽は恒星、月は衛星ですが、占星術上は惑星に含められています。

太陽と月はライツ the Lights と呼ばれることもあります。

私たちは、顕在意識、無意識、魂、エゴマインド、インナーチャイルド、女性性、男性性、思考、感情…とてもたくさんの側面を持っています。

ホロスコープの10の惑星は、私たちのさまざまな側面を教えてくれています。

 

まずは、ご自分のホロスコープを出してみましょう☆

無料でホロスコープを作成できるサイトはこちら。

ホロスコープを無料で作成!初心者でも簡単♪運勢も診断できる。 (horoscope-tarot.net)

無料チャート - Astrodienst

 

正確なホロスコープを出すには、生まれた年月日と時間が必要です。

出生の時間がわからないという場合は、きっとホロスコープを詳細に見る必要がないということなのでしょう☆

ホロスコープではない形で、ご自身と向き合っていけばいいのだと思いますよ。

人生はすべて最高で最善ですから、それを信頼してくださいね!

 

さて。こちらは、サンプルのホロスコープです。

惑星について見てみましょう。

「火星」はかに座1ハウスにあります。

「月」はいて座5ハウス。

「冥王星」はみずがめ座7ハウス。

「土星」と「海王星」はうお座9ハウス。

「木星」と「カイロン(キロン)」はおひつじ座10ハウス。

「水星」と「太陽」と「天王星」がおうし座11ハウス。

「金星」がふたご座12ハウスです。

 

惑星はそれぞれに異なる役割を持っていて人間のさまざまな側面を表しています。

太陽星座の側面だけでは、自分自身を深く理解することはできません☆

地球中心の「ジオセントリック」と太陽中心の「ヘリオセントリック」

ここからは、少し、専門的なことをお話ししていきますね。

先ほどのホロスコープは、地球から見た空の様子を平面に表現したものです。

これは、地球を中心にした「ジオセントリック」の占星術です。

このチャートの中の太陽は、「真の太陽」ではなく、地球/月の対となるものです。

地球を中心に観測しますので、惑星が立ち止まって後ろに戻るように見える動き、「逆行」という現象が起きてきます。

太陽系の惑星は、太陽を中心に公転していますね。

 

太陽中心のホロスコープは「ヘリオセントリック」といいます。

こちらのホロスコープでは、惑星はシンプルに公転し、逆行することはありません。

視点の違いによる惑星の描く軌道の変化については、こちらの動画がわかりやすいかと思います☆

 

 

「真の太陽」は、すべての生命のエネルギー、光の源です。

ヘリオセントリックはジオセントリックよりも高次の視点になります。

真の太陽のエネルギーは、すべての惑星やすべてのサインを通じて物質的次元に表現されます。

 

まずは、地球中心のジオセントリックのホロスコープから体験し、学びましょう。

ジオセントリックのホロスコープの学びを終え、すべての惑星を使うことができるようになったとき、ヘリオセントリックの太陽の視点へと移行し、ヘリオセントリックの学びが始まります。

 

「インナー・プラネット」と「アウター・プラネット」

太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星は「インナー・プラネット」に分類されます。

昔は空気が澄んでいたため、これらの惑星は肉眼で見ることができました。

天王星、海王星、冥王星は「アウター・プラネット」です。

望遠鏡を使って見ることができる惑星です。

1781年に天王星が発見されるまで、7つの惑星しか知られていませんでした。

インナープラネットとアウタープラネットの間に「小惑星カイロン(キロン)」があり、内と外の橋渡しの役割を担っています。

「ダイアーナル」と「ノクターナル」

「ダイアーナル(昼)」の惑星と「ノクターナル(夜)」の惑星の区別を「セクト」といいます。

その性質によって肉眼で見える7つの惑星を分類します。

惑星は、ダイアーナルになればなるほどものごとの本質を表現します。

ノクターナルになると、外観ではわからない、見せかけの状態になります。

太陽は真の本質を表現する、もっともダイアーナルな惑星です。

月はもっともノクターナルです。満ち欠けを繰り返し、すべてが見せかけです。

 ダイアーナル↑太陽

        木星

        土星

 ニュートラル 水星

        金星

        火星

 ノクターナル↓ 月

チャートの中の位置とセクトが、惑星のコンディションを判断するのに用いられます。

 

この分類は、男性性と女性性、能動的と受動的といった分類ではありません。

「ルーラーシップ」

サイン(星座)は、惑星がどこに位置するかを示すために作られました。

「ルーラーシップ」は「ある惑星はあるサインをルール、支配する関係にある」という決まり、ルールです。

古典占星術では、太陽はしし座、月はかに座、火星はおひつじ座とさそり座、水星はおとめ座とふたご座、木星はいて座とうお座、土星はやぎ座とみずがめ座、というように、太陽と月のペア以外はサインをふたつずつルールしていました。

現代は、天王星がみずがめ座、海王星がうお座、冥王星がさそり座をルールする、という解釈が主流になっています。

 

以下、こういった解釈もありますのでご紹介しておきます。

アウタープラネットは目に見える惑星よりもより高い次元において、「第2の太陽」として作用し、真の太陽のエネルギーを物質的次元の近くまで運んできます。

天王星は物質の次元を、海王星は精神マインドの次元を、冥王星は生命の次元を支配します。

これらの「第2の太陽」は、目に見える対となる惑星を通して表現します。

さらに各惑星はふたつのサインを支配し、それを通して表現します。

 

天王星(物質の次元):

土星(やぎ・みずがめ)、地球/月の対(かに)、太陽(しし)

 

海王星(精神の次元):

水星(ふたご・おとめ)、木星(いて・うお)

 

冥王星(生命の次元):

火星(おひつじ・さそり)、金星(おうし・てんびん)

「ナチュラルサイン」と「ナチュラルハウス」

惑星それぞれに好ましいハウスの位置があります。

ハウスには、1ハウスおひつじ座、2ハウスおうし座と、サインが割り振られています。

それをハウスの「ナチュラルサイン」といいます。

1ハウスはおひつじ座がナチュラルサインです。

おひつじ座をルールするのは火星です。

火星は1ハウスにいるときジョイ joy な状態、好ましい状態にあるとされます。

1ハウスが火星の「ナチュラルハウス」となります。

以下、ハウスの「ナチュラルサイン」と惑星の「ナチュラルハウス」です。

  1ハウス おひつじ座 火星

  2ハウス おうし座  金星

  3ハウス ふたご座  水星

  4ハウス かに座   月

  5ハウス しし座   太陽

  6ハウス おとめ座  水星

  7ハウス てんびん座 金星

  8ハウス さそり座  冥王星(火星)

  9ハウス いて座   木星

10ハウス やぎ座   土星

11ハウス みずがめ座 天王星(土星)

12ハウス うお座   海王星(木星)

「惑星」のエネルギーを使うには

真の自己に目覚めているかいないかによって、惑星のエネルギーの使い方、影響の出方が変わります。

真の自己に目覚めていない場合、無意識にその惑星のエネルギーの影響を受け、ものごとへの自動的な反応として、惑星のエネルギーを無意識に表現することになります。

私たちの本質は魂で、すべてはひとつにつながっているエネルギーだということに完全に目覚めている場合、私たちは、自分自身の内にある惑星のエネルギーを自らの資質として意識的に使い、能力として発揮することができます。

 

私が目標としているのは、自分自身のホロスコープを通じて真の自己に目覚めること、ホロスコープのエネルギーを意識的に使い、魂の望みに従い成長していくことにホロスコープをいかしていくことです。

興味のある方はぜひ、一緒に西洋占星術のホロスコープを学んでいきましょう!

キロンを含め、各惑星については、明日以降ご説明しますね☆

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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